★シュノーケル旅

旅行記 | 怒涛の10日間海遊び!西表島&宮古島(6)宮古島ビーチシュノーケリング

夏休みを利用して、西表/宮古島にスノーケリング旅行に行ってきました!全行程で10日間

宮古島のビーチ

宮古島は、島全体が珊瑚が隆起でできており、大きな山がないため、河川がありません。そのため、川から海へ流れ込むことがなく、海が美しいといわれます。島の周囲は、美しいビーチが多く、ビーチエントリーでもシュノーケリングが楽しめるスポットが点在しています。

ただ、2022年は、7月~8月にかけて、台風の接近がなかった影響で、高水温の状態が続き、白化が進んだと聞いています。これは、西表や石垣も同様なのですが、私たちが海に入っても、浅瀬は、真っ白やピンク色になった珊瑚を多く見かけました。自然の回復に期待したいです。

またシュノーケリングや観光にはレンタカーを利用されることが多いとおもいます。かなり不足していると聞いているので、早めに予約を!

宮古のレンタカー事情

コロナ禍で、レンタカーの台数を絞られた業者さんもいらっしゃるらしく、観光客が戻ってきても、レンタカーの台数が大幅に不足しているとききました。やはり、宮古島・伊良部島をめぐるにはレンタカーがないと不便なので、フライトよりもホテルよりも、まずは、レンタカー確保をしてください!

大手さんでは在庫がなくても、地元の業者さんだと空きがあったりするので、ネット経由等で予約できない場合は、連絡してみるものもありだとおもいます。電話連絡のケースが多いですが、穴場です。

シュノーケリングスポット

基本は、シュノーケリングツアーに参加することが多い我が家ですが、個人で泳ぐこともあります。個人で手軽に楽しめる故に、事故にあってしまう危険性もあるので、十分な注意をして、ルールやマナーを守って楽しみたいとおもっています。

今年、家族だけでビーチエントリーした2つをご紹介します。

シギラビーチ

シギラビーチは、フェリスビラから車で5分ほどにある、ビーチです。シギラリゾートの資本で、ビーチハウスや駐車場が整備されていていますが、公共のビーチなので、だれでも泳ぐことができます。昨年までは駐車場も無料だったのですが、なんと、今年行ったら、一回1000円に!

我が家の視点で、シギラビーチの、いいところ、注意点をご紹介します。

・駐車場が完備されていて、ビーチまでのアクセスがしやすい

・比較的穏やかな浅い海で泳ぎやすく、サンゴがきれいなポイントもあり、クマノミにも会える

・ツアーも開催されているので初心者でもシュノーケリングにトライしやすく、人の目も多いので、安全性が高い

・無料シャワーも利用できるので、海からあがってきてから着替えが楽

フードコートもあり、一日楽しめる

・駐車場料金がかかる 1000円(ビジター利用の場合)

・近年開発がすすみすぎて、昔ののんびりした雰囲気が失われている

・時間帯によっては、ツアーの団体様たちと重なると泳ぎにくい

・マリンショップにあるロッカーや更衣室はシギラリゾート宿泊者限定なので注意が必要

息子が小さい頃から通っていて、シュノーケリングの練習をしたビーチでもあるので、我が家にとっては、思い出深い場所です。それほど深さはなく、流れもないので、潜って珊瑚やお魚の写真をとったりできます。干潮時はかなり浅くなるので、潮位(干潮・満潮)の時間を考慮してエントリーする必要がありますが、比較的狭いエリアで珊瑚やお魚を楽しめる楽しい場所です。砂浜のほうからエントリーすると、かなり珊瑚エリアには距離があるので、シュノーケリングするには岩場のほうからのエントリーするほうがベターです。

年々、周辺の開発が進んでいて、プールができたり、大きなビーチハウスが建ったりしていて、今年行ったら、海の上に浮島までできていました。私達は、小さいビーチハウスと海だけがあった頃のほうが好きだったなー。

左手の奥にあるのが浮島、建物は宿泊者限定のプールやカバナのあるエリア
2010年夏休み トップシーズンのシギラビーチ 干潮だったのでビーチコーミング中
シギラにいるカクレクマノミ。今年もあえました。毎年会いに行くのが楽しみな場所。
エントリーしてすぐに出会ったシマハギの群れ

わいわいビーチ

・フェリスヴィラのお部屋から、ダイレクトアクセスできる

・高確率でカメにあえ、しかも、人なれしていて一緒におよげる

・比較的波が穏やかで、泳ぎやすい

・珊瑚がきれいなポイントは少なく、カメがメインになりがち

・コンクリートをくだってのエントリーになるため、大変滑りやすい(要注意)

・ほとんど、人がいないので、安全面では十分な注意が必要

わいわいビーチへは、フェリスヴィラのお部屋からでることができます。プールの先に、下記の写真ような道が整備されていて、どんどん進んでいくとビーチにつきます。もちろん、公共のビーチなので、駐車場から行くことも可能です。

プールの先に階段があり、道をたどっていくとビーチにつきます

わいわいビーチも、流れがあまりなく、のんびりと泳ぐことができます。かなりの高確率でカメにあえるので、ツアーでも使われているようです。我が家の遭遇率は、たまたまですが100%です!

手前のコンクリートをくだっていてエントリーするのですが、かなり滑りやすいので気をつけてください。

穏やかな海です
息継ぎをしようとあがってきたカメちゃん
甲羅の模様がきれい

防波堤の内側もビーチになっているので、シュノーケリング目的でない場合は、こちらでもいいとおもいます。ただ、シャワーなどはないので、自分でペットボトルなどを用意して潮を洗い流すような準備が必要です。フェリスヴィラに泊まっている場合は、そのままお部屋にかえれるので、プール横のシャワーを利用できるので、かなり便利です。

ビーチは、夏のトップシーズンでも空いているので、のんびり楽しむには良いと思います。

東屋でのんびりされている方もいました
奥にみえるのは、うえのドイツ文化村とブリーズベイマリーナ

シュノーケリングのため器材・注意点

器材

水着、ラッシュカード、ウェットスーツ(水温が低い時)、ビーチタオルなどの海で泳ぐときに必要なもののほかに、シュノーケリングに最低限必要なのは、3点セットです。

シュノーケリングに必要なもの

基本の3点セット

1.マスク

2. シュノーケル

3.フィン

あると便利なもの

4.フィンブーツ

5.マスクの曇り止め

6.水中用カメラ、動画器材

7. 浮力(ライフジャケット等)

8. お着換えポンチョ

基本は、マスク、シュノーケル、フィンの3点セットです。マスクには、度付きもあるので、普段、メガネやコンタクトを利用されているかたも、楽しめますよ。

ツアーに参加すると、3点セットは、大抵レンタルが用意されているので、最初はそこから始めるのもいいとおもいます。年に数回や、毎年使われるようなら、ぜひマイ器材をお勧めします。なんといっても、自分にピッタリあっているので使いやすく、水が入ってきたり、フィンがあわないなんてことがありません。また、しっかりした器材をつかうことで、泳ぎやすさが全然違います!

我が家が利用しているのは、シュノーケルとマスクはマンティス、フィンは、GULLのスーパーミューです。どちらもダイビング用なのですが、マンティスもGULLも、日本のメーカーキヌガワさんが誇るロングセラー商品になっていて、シュノーケリングツアーに参加してマイ器材を持っている人は、ほとんど、この組み合わせです(笑)なんといっても、丈夫で使いやすく、特にフィンはしなやかで軽く、水の中での推進力が全くちがいます。写真はスーパーミューと呼ばれる、少し長いタイプですが、ミューというタイプの少し短いタイプもあるので、持ち運びにはそのほうが便利かもしれません。

足のサイズもあるので、一度、ダイビングショップなどの海グッズを売っているお店でサイズを確認されてから、購入されることをお勧めします。一度サイズを確かめておけば、その後は、ネットショップでも購入可能ですね。持って帰るには、やっぱりかさばるので。

また、フィンブーツもあると便利です。特にビーチエントリでは、岩場を歩くことが多いので、滑りにくく、安全ですし、フィンズレ(靴擦れのフィン版)も防ぐことができます。また、浮力としてライフジャケットが必要な方は、用意したほうがよいです。

そのほか、マスクの曇り止めも1つもっておくと、便利です。ちょっとづつしか使わないので、個人で利用する分であれば、結構長い間もちます。最近購入してヒットしたものでいえば、お着換ポンチョです。薄い素材のものもあって、1枚あると、更衣室がない場所でも着替えることができて便利でした。

子供の器材はどうする?

子供たちは成長が早いので、今年買っても、来年は使えない・・・なんてになりますよね。我が家もそうでした・・・。体の大きさが安定するまではレンタル器材にするという手もありますし、上記と同じキヌガワさんで、AQAというブランドで、シュノーケリングブランドがあり、比較的低価格帯で、3点セット(ジュニア向け)も販売されています。子供のうちこそ、体にあった器材で楽しませてあげたいなとおもい、我が家はAQAをつかっていました。

また、小学生になる前は、本人の希望で、ゴーグルでツアーに参加していたこともあります。まだ、一人で潜ったりはしなかったので、上からみるには十分だったみたいで、ゴーグル+アームリングで楽しんでいました。

息子の若かりし頃

シュノーケリングを楽しむ我が家ルール 10箇条

楽しいシュノーケリングなのですが、思わぬトラブル・事故に巻き込まれることもあります。シュノーケリングには資格が必要ないので、とても手軽なのですが、基本的なことはしっかり守って、せっかくの旅行を楽しみたいですよね。

私達なりに注意している10箇条を、ご参考に記載しておきます。

一人で海に入らない

どんなに泳ぎが得意な方でも、海では何が起こるかわかりません。必ず二人以上で入り、なにかあったときに、助けを呼べることが大切です。

体調が悪い時は無理しない 

寝不足や飲酒後の遊泳は判断力も鈍り危険なので、絶対に避けてください。また、船に弱い方は、泳いでいても波酔いをすることがあるので、あらかじめ酔い止め飲んでいると、よいですよ。

海が荒れているときは入らない 

せっかくの旅行だし、限られた日数だから泳ぎたい気持ちは、とっても理解できますが、海が荒れているとき(特に台風前後)などは、本当に危険なので、グッと我慢が必要です

知らない場所では、ツアーを利用する 

潮の流れやリップカレント(離岸流)がある場所など、素人では判断できません。最初は、ツアーを利用して安心・安全でスタートするのが大切です。

基本的なスキルを習得してから楽しむ

マスクの中に水が入ったときに慌てないよう、マスククリアの仕方(マスクから水を出す方法)や道具の正しいつけ方は身に着けていきましょう。プールの中で練習したり、ショップさんでも、教えてもらうことができます

珊瑚の上にのらない / 海の生物に触れない

浅瀬や干潮時にでシュノーケリング場合、珊瑚をうっかり踏んだりして、傷つけないように注意しましょう。また、海の生き物には猛毒をもつ危険なものも多いです。あくまで、ちょっとお庭お邪魔させてもらっているという気持ちで遠くからみまもるようにしましょう。

泳いでるときは、ときどき位置確認を

夢中で海の中をみていたり、写真や動画をとっていると、一人だけ離れてしまっていたり、岸からかなり遠くに来てしまうことがあります。時々顔をあげて、必要な指示を聞きのがさないようにしましょう

日焼け対策をしっかりと

夏の沖縄は、想像以上に日差しが強いです。ツアーだと、30分~40分ぐらいは海の中にいますので、ラッシュガードやレギンスなどでしっかり日差し対策が必要です。また意外に忘れてしまいがちなのが、頭のてっぺんと耳の後ろ。日焼け止めなどを利用してしっかりガードが必要です

撮影器材の充電・予備のバッテリー用意も

シュノーケリングで、写真や動画を撮影される方も多いと思います。ボートでいくツアーだと、1日に3-4か所まわるので、あっという間に充電がなくなってしまうことも。取り逃さないように、充電・予備バッテリーの準備はぬかりなく!

海から上がったら道具をまとめる

ボートツアーだと、自分達以外のゲストとも一緒に泳ぐことが多いです。ボートにあがったら、自分の道具は一箇所にまとめて、邪魔にならないように。フィンを重ね、マスクとバンド間に通してまとめればOKです。また、お借りしたレンタル器材も、まとめて、返却も気持ちよく!

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