★ホテル宿泊記

宿泊記|山形の食文化を堪能!山形座 瀧波(1)チェックイン

日本旅館の良さに開眼した最近の我が家。行ってみたいお宿や地域の中から、今回は初の山形に上陸です。山形は、毎年、ふるさと納税でかなりお世話になっているのですが、まだ行ったことがなく、かなり楽しみにして伺いました。

桜が美しいと言われる時期に予約をいれたのですが、2023年の桜は、春時期の気温が高くて、なんと、通常よりも2週間近く早く開花し、宿泊時期には、もうすっかり葉桜になってしまっていました・・・・が、山形の魅力にどっぷりとハマった旅になりました。

はじめての山形新幹線

今回のお宿は山形県南陽市赤湯にある山形座 瀧波さん。新幹線の駅までお迎えにきていただけるということで、山形新幹線でうかがいました。東京駅から2時間半で着いちゃうのですね。思っていたより近い!

山形新幹線は つばさ 

東京駅が始発の山形新幹線。「のぞみ700系」のおとなりに入線です。

やまがた新幹線は、「つばさ」です

なんと、今回人生初めてのグリーン車。というのも、えきねっとで予約をしたら、指定席の割引なし料金より、30%割引料金が適用されたグリーン車の料金が安かったんですもの・・・。そりゃ、同じ料金だすならグリーン車えらびますよね。

トクだ値30%OFFは破壊力ある!なお、こちらの画面は別日で実際は指定席の30%OFFは売り切れでした
東京駅が終点なので、折り返しのお掃除まち。クリーンスタッフさんの手際に惚れ惚れ

列車の旅といえば、駅弁。東京駅構内にある「駅弁屋 祭」で購入して乗車です。全国の駅弁が200種類以上おいてあるということから、多くの人で賑わっていました。選ぶのも迷います。あめおくんは、いつもの、北海道 佐藤水産のルイベ海鮮弁当。羽田でも札幌でも、佐藤水産をみつけたら迷わず選ぶ人だよね・・・。

片手にビール
とはいえ、美味しいのは間違いない

私は、東京からいくのだからと、東京名物 深川めし。実は深川めし、初めて食べました。アサリって美味しい♪こんなに盛られているのね〜。

ほのかな生姜の風味のあさりと、ゴボウの入り煮が美味しい

最近は、車か飛行機の移動が多かったので、列車の旅が新鮮。途中とまった駅で、ノリホ箱というなぞのBOX発見。なに??とおもって調べると、何人の乗客がのっていたかを報告する「乗車人員報告書(乗り報)」入れらしいです。まだ使われてるのかしら?

ノリホ箱

そうこうしているうちに、赤湯駅到着。国内有数のハンググライダーのフライトエリアである南陽市。赤湯駅の屋内にはパラグライダーがたくさんディスプレイされていました。

一度やってみたいなぁ
色とりどりのハングライダー

本日のお宿、山形座 瀧波さんでは、お願いしておけば赤湯駅までおむかに来ていただけます。強風の影響で、少し遅れて到着になったのですが、「瀧波」とかかれたマイクロバスに乗って、いざお宿へ。赤湯駅は、西口と東口があり、お迎えはレンタカー屋さんなどがある東口になりますので、お間違えない様に。

駅からお宿までは、2kmほどですので、あっという間に到着。お迎えにきていただいたスタッフさんは、あとから知ったのですが、なんと旅館の元御当主さん。いまは、弟さんに社長を譲られ、ゲストサービスに徹していらっしゃるとのことで、翌朝の「山遊びツアー」にもアテンドいただきました。

山形座 瀧波 チェックイン

山形座 瀧波さん到着。茅葺き屋根の門をくぐると、そこは喧騒とはなれた別世界。

お宿があるのは、山形県の南側に位置する置賜盆地(おきたまぼんち)の一角。最上川の支流の地域です。毎分80Lのお湯が湧き出るという温泉が各部屋に引かれており、すべて源泉100%かけ流しという、なんとも贅沢なしつらえのお宿になります。

茅葺き屋根の立派な門
旅館の玄関
お庭に植えられていた鈴蘭

入り口の向かって左横には、温泉を試飲できるように、紙コップが置いてあります。実際に飲んでみると、少し塩味のする硫黄泉の香りがしました。

こちらで温泉を飲むことができます
こちらは、蛇口をひねっていただくスタイル

そとの和風なつくり一転、屋内はモダンな作りです。ラウンジには、アネル・ヤコブセンのスワンチェアが色とりどり並び、伝統と利便性が融合されている空間。北欧家具って、和の雰囲気と本当によくあいますよね。北欧好きとしてはたまらない風景。

こちらでチェックインの手続きです。

ウェルカムドリンクには、日本酒と、ずんだシェイクが選べるということで、1つづついただきました。日本酒は、裏・雅山流。山形県米沢市の蔵元、新藤酒造店さんのお酒です。思わず「裏?」と呟くと、スタッフさんに、「裏がついていない雅山流もあるんですよ」と、教えていただきました。一気に飲み干したあめお君。スタッフさんに、「おかわりいかがですか」と、声をかけていただき、2杯目をいただいてました・・・笑。

ずんだシェイクも美味しかったです。一緒にいただいたウェルカムフルーツのは、りんごです。たしか塩漬け?だったと思います。

ラウンジは、和室の空間も広がっています。山形の天童木工さんのチェアやロッキングチェアなどもあり、ラウンジ横のドリンクバーはフリーフローとなっていますので、こちらでゆっくり、コーヒーやアルコールをいただくことが可能なつくり。

小上がりになっている和室。
木彫りも美しい
天童木工さんの家具

お宿のすてきな雰囲気と、スタッフさんの温かいおもてなし。山形の魅力にどっぷりとハマる幕開けのチェックインとなりました。

ブログランキング・にほんブログ村へ
RELATED POST