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宿泊記 | これぞ日本のおもてなし、極上の温泉宿!おちあいろう(4) 夜ご飯

旅の楽しみの1つは、なんといってもお食事ですよね。おちあいろうは日本旅館ということもあり、和食がいただけます。お食事処の個室でいただく形式なので、周囲に気兼ねなく楽しめるのもよいところ。ただ、お部屋は和室のつくりで、襖で仕切られているだけなので、お隣に声が聞こえないわけではないので、ご注意を(笑)

1日目 夜ご飯

夜ご飯の時間になって、お食事処に向かいます。すでに、お支度がされていて、「葵」のお部屋のプレートと一緒に、今日のメニューがおかれていました。メニューをみるだけで美味しそう♪桜の木でつくられたと思われるランチマットがしかれていて、先付けが並んでいます。

葵のお部屋プレート
テーブルにおかれたメニュー
テーブルセッティング

オールインクルーシブなので、基本的なドリンクは宿泊料金に含まれています。日本酒、ビール、ワイン、焼酎、ソフトドリンクなどから選択が可能です。和食なので、静岡産の日本酒をいくつかいただきました。

ドリンクメニュー

前菜をいただいていると運ばれてきたのが、サザエの酒蒸し!海の香りがふわーっと口の中に広がって美味〜。

前菜 こんにゃく、しゃもの肝煮、ふきの炊いたの
サザエの酒蒸しと出汁のゼリー

天城軍鶏(しゃも)のスープには、おちあいろう特製の七味が合うということで、一緒におもちいただきました。この七味、本当においしくて!見ると、バジルやガーリック、山椒や柚子などもブレンドされていて、汁物だけでなく、揚げ物などにもアクセントとしてすごく合うんです。おちあいろうで、お土産に販売されていたので、購入しました。製造は、長野の善光寺でお店を構えられている老舗 八幡屋礒五郎さんのもの!日本の三代七味唐辛子の1つに数えられているお店です。

優しいお出汁のアクセントに七味があいます
八幡屋礒五郎さん製造のおちあいろう特製 七味

お造りは、アマゴの漬け、ヒラメに伊豆産のレモンを添えて。漬けの旨みも美味しい、一方で、レモンを絞ったヒラメのお刺身もあっさりして美味しい。お塩をつけていただきました。

地産地消を意識されて伊豆産のレモン

揚げ物は、肉厚の原木しいたけの天ぷら、春巻き、タラの芽のフライ。春を感じますね〜。付け合わせの金柑がまた美味しい。ちゃんとタネがとられているのも流石!

タラの芽のフライが本当においしくて!

焼き物は、竹の子と、真鯛の西京焼き。たけのこって、焼いて食べるのが一番好き。おうちでは、なかなかできないので、お店ででてくると嬉しいです。

たけのこに山椒の葉が添えられていて、良い香り

お肉は、静岡産サーロインのわら焼きとそら豆です。お肉が柔らかくて、とろけます。わさび、お塩、お味噌から好きなものをつけていただきます。上質なお肉って、胃にもたれないのですよね。

つけあわせのそら豆も美味しかった♪

〆のご飯には、驚きがまっていました。桜エビのご飯とあったので、てっきり、土鍋にたきこまれてでてくるかとおもったら、炊き立てご飯に、桜エビの素揚げと海苔がのっているんです。これが、サクサクで美味しい!赤だしと香の物もついて、至福のご飯でした。最後に、ゆずだんごと苺と練乳のアイスクリームをいただいて終了!

さくさくの桜エビの素揚げがのったごはん
静岡産の紅ほっぺと練乳アイスがベストマッチ
ほうじ茶

静岡の地物、季節の物がたくさんいただけて、大満足の夜ご飯でした。ただ、1つ改善していただけるとしたら・・・おしぼり。使い捨てだったのですよね。感染症対策なのかもしれませんが、ここは、タオル地のおしぼりが提供されるほうがよかったなぁ。

最後に、献立のスタンプをご紹介。1つ1つちがうスタンプがおされていて、とっても可愛かったです。桜やたけのこ、猪など、季節を感じるスタンプでした。

献立のスタンプが数種類あってかわいい

お夜食

お食事がおわったあと、「お夜食必要でしたら、夜10時までにフロントに連絡いただければ、おにぎりお持ちできます」と、うれしいお知らせが。今回19:30スタートの夜ご飯だったので、終わったのが21時をすぎていたのですが、せっかくだからと、1人前だけお願いしました。1人前は、小ぶりな塩むすび2つです。

こちらの塩むすびが、また、美味しくて!おにぎりって、中になにか具をいれないといけない・・みたいな感覚で思ってましたけど、美味しいご飯にお塩だけでも十分なのですね。おかげで、旅行から帰ってからも、我が家では塩むすびブームがつづいています。

ころんと可愛い塩むすび

食後のビリヤード

おちあいろうには、「娯楽室」と呼ばれるスペースがあります。ビリヤード台や卓球台、昔のゲーセンにあったようなテーブル型のゲーム機などがおいてあり、宿泊者は自由に利用することができます。スペース的な都合?か、ビリヤード台や卓球台はすこし小さめサイズなのですが、早速、食後のビリヤードを楽しみました。

普段は、わざわざ行かないのですが(笑)、リゾートに来ると無性にやりたくなるんですよね。海外のビーチリゾートには、結構、ビリヤード台が置いてあることが多くて、息子のビリヤードデビューも、とあるビーチリゾートでした。まだ、息子が小さい時に行った家族旅行で、綺麗な海でたくさん泳いだり、クルージングしたりしたのに、「何が一番楽しかった?」ときいたら「ビリヤード!」といわれて、膝から崩れ落ちそうになったことがあります・・・。

ともあれ、年齢問わずにできますし、食後でも、みんなでワイワイできておすすめです。

娯楽室と名付けられたスペース
ナインボール ちょっと台が小さめ
娯楽室の照明もノスタルジックですてき

2日目

さて、2日目の夜ご飯です。1日目とはまたちがった趣向で楽しめます。

最初は、食前酒の日本酒から。

先付けも、昨日とはガラッとかわり。たけのこのフライ、栗の白あえ、アボカドとわさびの海苔巻き。河津桜がそえられていて、季節を感じます。

竹の子のフライがとっても美味しかったです
本日のお献立

先付けのあとにでてきたのは、修善寺湯葉です。アマゴの卵がのっていて、よいアクセントになっています。見た目も華やかにしている花穂じそが、薬味としてもきいています。

黄色い卵は、あまごのもの

本日のお造りは、真鯛でした。お皿がまるで水面のようで美しかったです。

お塩とお刺身ってあいますね〜

煮物は、金目鯛と茄子。伊豆といえば金目鯛ですね。炙られた小さなご飯も一緒についてきて、濃厚なお出汁と一緒にいただくと、ベストマッチ。

プリプリの金目鯛
小さな炙りおにぎり

お肉は、天城軍鶏のわら焼き。弾力があり、シンプルな味付けがまた、素材の良さをひきたてます。

本日のメインは、静岡牛のすきしゃぶ!すき焼きのタレが入ったお鍋に、しゃぶしゃぶしていただくお料理です。お肉で、クレソン、白髪ネギ、菜の花、山芋、きのこがまかれていて、これがまたあいます。お鍋にはたっぷりのネギが浮かべられていて、すき焼きとおなじように卵でいただきます。卵の濃厚さから、おそらく黄身だけで作られた卵だれ。贅沢・・・。私はクレソンが一番好きでした!

お野菜がまかれたすきしゃぶのお肉 静岡産です
たっぷりのネギがいれられたすきしゃぶのお鍋
濃厚な卵につけて、いただきます
お豆腐とこんにゃく

〆には、黒豆が練り込まれたうどん!あっさりとしたお出汁でいただきます。見た目は、おそばみたいですが、味はおうどん。細めなので、稲庭うどんみたいです。

見た目はお蕎麦みたいですね

デザートは、メロンの紅茶ゼリーのせ、柚子シャーベットでした。すきしゃぶのような濃いめのお料理のあとは、さっぱりとしたデザートがさらに美味しく感じました。

メロンにたっぷりの紅茶ゼリーがのっています このゼリーが甘さ控えめで美味
柚子シャーベットは、いままでいただいた柚子シャーベットのなかで一番好き!

ごちそうさまでした!

この夜も、お夜食におにぎりをお願いしました。美味しすぎて、写真を撮る前にたべられてしまったの図↓ 2人前お願いしたので、本当は4つもってきていただきました。

お夜食の塩むすび
お部屋でも飲み続ける人・・・・

夜のおちあいろうもまた、素敵です。

廊下
夜の玄関
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