★ホテル宿泊記

宿泊記 | 夏の知床五湖とサウナを満喫(1)KIKI知床ナチュラルリゾート サンセットデラックス & 温泉・サウナ

サウナシュランに度々ランクインされている北こぶし知床 ホテル&リゾート。

冬から春にかけて流氷をみながらサウナにはいれるというなんとも魅力的なホテルですが、

寒さの苦手な我々は、やはり北海道にいくなら夏!

ということで、7月に知床の自然とサウナを満喫しにいってきました。

折しも、北こぶし知床の系列 KIKI知床のサウナと温泉もリニューアルされた!

ということで、

KIK知床→北こぶしと2泊3日でサウナのハシゴの旅です。

中標津空港(なかしべつくうこう)

中標津空港は、民間機が発着している日本で最東端の空港になります。

羽田からの就航はANAのみ。

知床には、こちらの中標津空港か、女満別空港からのアクセスがよいのですが、

今回は、最東端の空港ににおりたつ!ということで、中標津空港から知床に向かいました。

といいつつ、女満別便より中標津のANA便が格段に安かったためという噂も・・・。

飛行機からおりると、ボーディングブリッジの内部窓枠が木製。

珍しい!

ボーディングブリッジより飛行機を望む
空港の中も、木が、ふんだんに使われています

空港から知床へは、およそ1時間20分程度のドライブです。

高速道路はなく、すべて一般道路だったのですが、場所によっては、道路状態があまりよくなかったので、夏でも運転注意です!

到着日は、残念ながら雨模様

KIKI知床

1泊目のお宿、KIKI知床 ナチュラルリゾート。

ロゴマークがかわいい
全176室の客室数です

”ナチュラル”というホテル名がぴったりの、ステキなホテルロビー。

また、スタッフさんが、皆さんフレンドリーで、気持ちの良い方が多かったです!

木製のモニュメント 
色々なチェアがあって、ゆったりとしたスペース
テーブルには知床の情報も沢山
シアターラウンジの中にある木製のナチュラルなインテリア
かわいい
ひつじちゃん

とっても広くて、全体的に明るくナチュラルテイストなインテリアがステキでした。

今回の宿泊は南ウィングの6Fです。

同じ棟に大浴場やダイニングもあるので便利。

お部屋 サンセットデラックス

KIKI知床は、一人旅からファミリーまで幅広い世代、人数をうけられるように多くのカテゴリーのお部屋が用意されています。

今回は、サンセットデラックスのお部屋を予約。

アサインされたのは610号室

お部屋にサンセットとお名前がついているだけあり、

お部屋からウトロ港・オホーツク海がみえます。

天気がよいと、綺麗な夕日がみえそうです!

お部屋の窓からみた風景。

手前にみえるのは、ホテルの駐車場なので、フォトジェニックかといわれると微妙(笑)

ただ、冬になって、真っ白な中に、流氷が見える季節になるとまた、趣も変わりそう。

お部屋は、58平米あるのでゆったりです。

3人での宿泊だったのでベッドルームの他に、和室に、お布団がしかれていました。

机の上にはお茶菓子 「知床風時間」というチョコレートをサンドしたラングドシャ
ベッドルーム
最大8名の宿泊可能とありました
浴衣の柄が可愛い!
大浴場に行くためのタオルセット 色違いのバッグにセット
お部屋のお風呂。温泉にいってしまうので、使う方は少ないかも
部屋のKEY ふくろう?

温泉

リニューアルされたKIKI知床の温泉とサウナ、かなりいいです。

広くて、清潔でとても快適です。

大浴場はホテルの1階にあり、チェックイン当日と翌朝で、男女の入れ替え制になっています。

脱衣所も広くて快適。

バンドタイプの鍵です。

脱衣所
湯上がりスペースもあります

パウダースペースも広くて充実。

ドライヤーは、ダイソンとリファをお好みで選べるスタイル。

広々としたパウダースペース
手前がダイソン。奥がリファ。

温泉の種類も5つあるという充実ぶり(男女共通)。

  • 高温湯 41℃〜42℃
  • 中温湯 39℃〜40 ℃
  • 低温湯  34℃〜36℃
  • 露天風呂(源泉掛け流し) 41℃〜42℃
  • こども湯 36℃〜38℃

特に、低温湯は体温に最も近い温度でエネルギー消費が小さくなる「不感温浴」で、長くゆっくりと入浴できるとのこと。それによりよりリラックスすることができるんだそうです。

私も15分ぐらい、ゆっくり、させていただきました。

サウナ

2023年1月にリニューアルされたというサウナは全部で、4種類あります。

水風呂が120cmと超深めなのがいいです!

どちらの浴場にも共通で設置されていて、水風呂の中にあるワッカボタンを押すと、滝のように上から水が落ちてくるんです。ワッカはアイヌ語でお水という意味。まさに水が落ちてくるボタンです!

これ、かなり、気持ちいいです。

やっぱり水風呂は頭から冷やすと、その後のリラックス感が全然違うと思うんですよね。

水風呂の温度はコントロールされていないようで、我が家が宿泊した7月だと17度前後。

冬の時期だと、もっと下がるのかもしれませんね。

また、至る所にととのいチェアがあるのもナイスなポイント。

外気欲のために、チェアがありますし、大浴場の中にもいくつもの種類があります。

コールマンのインフィニティチェアも至福ですが、ゴム素材なんでしょうか、柔らかくて寝そべることのできるチェアがお気に入り。わかる人にはわかる表現ですが・・・御船山楽園ホテルにある「らかんの湯」とかにあるやつと同じ素材で、これが一番寝心地がGOOD。

外気欲のためにチェアが沢山あって嬉しいのですが、冬の北海道だと、流石に外のチェアはつかえないんでしょうか??

チェックイン当日の女性のサウナ(翌日朝は、男性と入れ替え)

まずは、クロウナ&イーグルサウナの大浴場。

クロウナは、名前のとおり黒く塗られた木が使われたサウナです。照明もかなり暗めなので、サウナの中にかかっているヒーリングミュージックをききつつ、ゆっくりと自分だけのサウナを楽しむことができます。

真ん中に階段があり、左右にそれぞれスペースがある作りなので、体調や人によって、サウナの温度を選べるのもいいですね。セルフロウリュウも可能なので、ガツンと系がいい方は、一番高台のストーンの前に陣取ってロウリュウするのも良さそう。

一方で、イグルーサウナは、露天風呂の奥に設置されている、ドーム状のサウナです。

見た目が可愛いのですが、出入りする鍵が少し固くて、ちょっとコツがいりました。そのため、なかなか、開閉がうまくいかなくて、出入りするたびに、結構温度が下がってしまうのが残念。

中も比較的狭めで、2名が快適な感じ。女性であれば4名いけそう。

セルフロウリュウも可能で、狭い室内で温度の上がり方がよいのです。ただ、やはり、出入りが多いと、なかなか体があたたまらず、私的には、ゆっくり、没入感のあるクロウナのほうが好みでした。

なお、イグルーサウナは、薪ストーブなので、スタッフさんが都度、温度調整してくださいます。そのため、稼働時間が限られるようです。

私たちの宿泊の時は、イグルーサウナ 16時~20時/朝7時~9時。

他のサウナは15時〜24時 /朝5時〜9時半。

翌日、朝早くサウナに行ったあめおくんと息子の男子チームは、早すぎてやってなかったそうです(笑)。

クロウナイグルーサウナ
温度85℃80℃
水風呂あり(17.8℃)あり(17.8℃)
サウナマットあり
(ビート板みたいな素材)
あり
(ビート板みたいな素材)
ロウリュウセルフロウリュウ
※温泉水不可
セルフロウリュウ
※温泉水不可
ととのいスペースありあり
外気浴あり 
リクライニングチェアあり
あり
リクライニングチェアあり
その他階段状のサウナ
全体的に暗めの設定
露天風呂の奥に設置されており、扉の鍵がやや硬めでコツが必要
サウナ情報

チェックイン当日の男性のサウナ(翌朝は女性と入れ替え)

翌日は、男女が入れ替わるので、ネウナとウェスキングサウナを体験。

寝そべることができるので、ネウナ

とはいえ、プライベートサウナでもないので、混んでいると、なかなか寝てる人はいませんが。

空いていて一人サウナであれば、ぜひ、寝そべるのがおすすめ。

こちらは、昨日のクロウナと違い、明るい木のサウナ。

比較的広めの作りで、セルフロウリュウもあるのでガツンと暑さがいい感じです。

一方の、ウィスキングサウナ

初体験のウィスキング!

サウナの外で水につけてあった、ヴィヒタとよばれるシラカバなどの若枝を束ねたブーケをもってはいり、自分の体をぽんぽんと叩きます。肌を叩く「ウィスキング」によって、肌に刺激がはいり体の血行・発汗促進が進むんだそうです。

ヴィヒタがいい香り♪

ウェスキングサウナは、少し温度低めの70度で自動ミスト機能がありましたので、

サウナの暑さが苦手な方も、長くゆっくり楽しめるとおもいます。

枝葉を束ねた「ヴィヒタ」 サウナのなかで使うとまるで森林浴 

ネウナウィスキングサウナ
温度85℃70℃
水風呂あり(17.8℃)あり(17.8℃)
サウナマットあり
(ビート板みたいな素材)
あり
(ビート板みたいな素材)
ロウリュウセルフロウリュウ
※温泉水不可
ミストサウナ
ととのいスペースありあり
外気浴あり 
リクライニングチェアあり
あり
リクライニングチェアあり
その他ねっころがることも可能。
木製枕あり
セルフウィスキング可能
サウナ情報

大浴場の感想と撮影会

広くて、清潔で快適、お風呂の種類もサウナの種類も多いので、幅広い世代、ニーズに応えられる素晴らしい施設だと思います。一方で、サウナにあまり興味がない方が、見学しようとサウナを覗いて、扉をずっとあけてしまって、温度がさがる・・・みたいな残念なこともあるので、サウナ文化とマナーがもっと、日本で広まるといいのになぁと思いました。

4つあるサウナのうち、私は最初にはいったクロウナが一番好きでした。

また、KIKI知床では、サウナや温泉の撮影タイムも設けられていました。今回は、翌日の知床五湖のツアーが朝早めの集合だったので参加できず、残念。

ホテルとしてもいいアピールになるし、旅行者もいい記念になっていいですね。

ブロガーとしては、ぜひ、撮影したかった・・・。

男湯・女湯どちらの施設も撮影可能!

ホテルショップ おんこの木の下で

ホテルのショップ「おんこの木の下で」。

品揃えがかなり、私のツボです。

「おんこ」というのは北海道の呼びかたで、イチイの木のことだそうです
夕方は、オープン時間が結構細切れなので、狙っていくほうがよさそう
大好きな ぽれぽれ動物たち

我が家にもいます。コーギーと仲間たち。

コーギーは牧羊犬なのでね
くまちゃんかわいい
シマエナガの金平糖
知床トコさんもオフィシャルグッズ販売店です
Tシャツのデザインもいろいろ

トコさんグッズが可愛すぎて、買いすぎてしまいました。。。

知床トコさん♪
こんなところにも、トコさんが!

ツリーサイドブッフェ

KIKI知床の夜ごはん、朝ご飯は、南ウィング2階にあるメインダイニング

ツリーサイドビュッフェでいただきます。

夜ご飯

お料理の種類がとっても豊富で、選ぶのも楽しいです。

海の幸から始まり、お肉はステーキやビーフシチュー、ザンギ、スープカレー、じゃがいものラクレットチーズなど、北海道の食材やお料理が並びます。じゃがいもにかけたラクレットのチーズがけは、本当に美味しくておかわりしました。

そして、一品一品が、美味しいのです!ビュッフェのレベルが高いです。

海鮮丼
ステーキ

ちなみに、アルコールは有料なので、各自でドリンクカウンターにいって購入です。

デザートにソフトクリームがあるのも珍しい。

最後はエスプレッソとソフトクリームで、セルフ アフォガード。

こちらは、ショップで購入した流氷ドラフト。

なんと、青いです!

オホーツク海流氷使用の網走ビール。

実際はビールっぽい味ではないみたいですが、美味しかったみたい。

朝ごはん

朝ごはんも、ツリーサイドビュッフェでいただきます!

洋食も和食もありますが、どちらかというと、ご飯のおとも系が充実していたイメージ。

漬けサーモンに、お出汁をかけていただくお茶漬け、知床名物「あっぺ飯」もありました。

焼き魚が美味しい!
知床名物 あっぺ飯

あっぺ飯にトロロをのっけて、贅沢に。

知床名物 あっぺ飯
沢山ならんだご飯のお供。

洋食系も用意されていて、ローストビーフや焼きたてのパンが沢山!

ローストビーフ
クロワッサンが美味しかったです
おこっぺヨーグルト
初めて飲みました 北海道限定 カツゲン 乳酸系飲料です

ラクレットチーズのオリーブオイル漬。

トーストに乗せると美味しいらしいのですが、食べたいものがありすぎて、少食チームの我々は手を出せず・・・・。

イスラエルの卵料理 シャクシュカも!
カツゲンとプリン デザートは別腹

夜ご飯も、朝ごはんも本当に種類が豊富で美味しかったです!

ごちそうさまでした。

ホテルの雰囲気も明るく、スタッフさんも比較的お若い方がおおくて、ファミリーや仲間同士などの旅行にもぴったりのホテルですね。

チェックアウト

朝は、少し雨模様で、全体的に霧がかっている感じでしたが

知床五湖のツアーを予約しているので、早々にチェックアウトです。

お部屋から見たウトロ漁港
ホテルのラウンジにある掲示板
朝のラウンジの様子
ラウンジのぞうさん

知床五湖に向かいます!

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