富士麓に、ドックフレンドリールームを備えたハイアット系の富士スピードウェイホテルがオープンしたということで、行ってきました!ただ、ホテル棟にあるドックフレンドリールームに宿泊できるのは、小型犬2頭(合計10kgまで)のわんちゃんだけのようで、中型犬コーギー ガジュは、残念ながら対象外・・・・。ダイエットしても、無理だね。。。
ホテル棟とは別にあるヴィラなら、中型犬・大型犬も宿泊が可能ということで、今回はガーデンヴィラに宿泊してきました。
ガーデンヴィラ
2022年にオープンしたばかりとあって、至る所が真新しい!ホテルに入る看板のよこには、「富士モータースポーツミュージアム」の看板も。ホテルのなかに、併設されてあるんですよね。
こちらがホテルの玄関。ホテル全体がモータースポーツをテーマとされていて、あちこちに車をモチーフにしたアイテムやデザインが見られて面白いです。玄関にはスタッフさんが常駐されていて、ヴィラでの宿泊の旨をつげると、「ご案内しますので、車でそのままついてきてください」とのこと。スタッフさんの車に先導されて、ヴィラ棟に向かいました。
ホテル棟に入ってきた道路を少しもどり、道をすこし折れたところにヴィラ棟があります。なんと専用ガレージ付きです。
プライベートガレージ
部屋とガレージとの仕切りは、ガラスになっているので、部屋の中からも車がみえるという、車好きの方にはたまらいない?環境。ショーガレージというそうです。ガレージの横からもお部屋にはアクセスできますし、左手にある黒いドアが本来の玄関です。
外からみるとこういう感じです。結構な広さでした。左手にあるのは、ベッドルーム。
ちなみに、本来の玄関はこちら。ガレージの右手にあります。
リビング&ダイニングルーム
ヴィラは2タイプあるようです。少し広さがちがいますね。
- レジデンシャルヴィラ(150㎡) ドックラン(8㎡)
- ガーデンヴィラ(143㎡) ドックラン(5.4㎡) ★今回宿泊したお部屋
天井は木製になっており、全体的シックなデザインで、とっても私好みのテイスト!そして、かなり広いです。143㎡ですからね。普通のホテルルームの3倍ぐらい。チェックインは、こちらのお部屋で手続きをおこないました。
天井も高く、窓も広めにとってあるので、開放感のあるつくりです。我が家は3名での宿泊だったので、リビングのソファが、ソファーベッドになっていましたが、2名以下の宿泊であれば、ソファとして利用可能だと思われます。ホテルのコンセプトにそって、TVの横には、車やパーツの写真が飾られていています。
こちらはキッチン。6名掛けのリビングテーブルがあり、キッチン用品が、一通りそろっていますので、長期滞在の場合も安心です。
お水や用意されていたお茶は無料、左手のオレンジ色のケースにはいったアルコール類は有料です。
最近は、お水のサービスが瓶詰めになっているホテルが本当にふえましたよね。ペットボトルでお水を提供されているというのを見かけることがへりました。昔から日本では、給食の牛乳瓶やお酒の一升瓶、ビール瓶など、リターナル瓶が利用されていましたもんね。おそらく輸送効率などの観点から置き換えがすすんだのでしょうが、最近は、エコの取り組みの一環として注目されているようです。
ガラス自体を軽量化した開発もすすめられていて、従来より2割以上かるいガラスもつくられているようですよ。 日本ガラスびん協会
お茶と一緒においてあったお菓子「ほろりん」。その名の通り、ほろほろとくちのなかで溶けていくような口溶けのクッキーで、とってもおいしかったです!静岡沼津のお菓子屋さんのもののようです。雅心苑
キッチンを別角度から。冷蔵庫、シンク、ネスプレッソ、IH、食洗機も完備。冷蔵庫の中のものは有料でした。
その他、オーブン電子レンジ、お鍋一式、カップやお皿、カトラリーなど。まだピカピカ。
グラス類も沢山用意されています。ワイングラスはリーデル、グラスは東洋佐々木ガラスさんの薄氷(うすらい)という、うすはりグラス。うすはりグラスは、グラスの縁が薄くて、とても飲みやすいでよね。こちらの薄氷は特殊加工がされているので、食洗機にも対応しているという優れもの。また、一緒についているソーサーにタイヤのホイールがあしらわれていてとてもかわいい。
こちらは、リビングにあるクローゼットです。左手がベッドルーム、右手がバスルームになります。こちらのクローゼットをあけてみると・・・
なんと、外に出る時のためのフードコートと、サンダルが用意されていました。サンダルは黒地にゴールドでホテルの名前があしらわれていてカッコイイ。ホテル棟のほうにも用意があるようで、こちらで温泉やプールに行かれている方をみかけました。
ベッドルーム
ベッドルームは、ホテル側に面した位置にあります。外の道路はヴィラ棟専用で、奥のお部屋に行く方が通るのみなので、基本的に人通りはありません。あたたかみのあるインテリアの中に、シモンズのベッドが2台設置されています。
ベッドサイドには、バング&オルフセンのBluetoothスピーカー、レムノスの時計、カーテンや照明を一括で操作できる操作板など。このバング&オルフセンのスピーカー、使ってみたところ結構、音が良くて、しかも防塵・防水という優れもの。大きさもコンパクトで、これは欲しい・・・・。こういうスピーカーなどの調度品って、ショールームのなかではなく、実際のおうちや日常生活のなかでつかってみて、良さがわかりますね!
ホテルは日常じゃないけど・・・・
カーテンの開閉や照明の操作盤は、スティック状の形状になっていて面白いです。これも、車を意識されているのかしら?
バスルーム
ベッドルームから続いて、洗面所、廊下の先に、バスルームです。新しいホテルだけあって、どこもピカピカ。
洗面台のグラスもスガハラガラス♪歯ブラシは、木製です。
アメニティは、プラモデルみたいなディスプレイ。静岡=プラモデルってことですかね?ミキモトのスキンケアセット、ブラシ、歯ブラシ、コットン、髭剃りなど過不足なく!1つおもしろかったのが、イヤープラグ(耳栓)があったことです。私たちは使いませんでしたが、富士スピードウェイの横にあるホテルなので、こういう配慮がさいているのかもしれません。ヴィラのお部屋にいるときはそれほど気になりませんでしたが、日中は車の走行音が結構きこえていました。
バスルームもシンプルで素敵です。毎回温泉に行ってしまったので、こちらのバスルームは使いませんでしたが、バスタブも広めで使いやすそうです。特筆すべきはバスローブ。とても柔らかくて、私史上、一番肌触りがいいとおもいました。新しいからなのか、素材がそもそもいいのか?いずれにしろ、肌触りが最高でした。
ダブルシンクにの反対側にはナイトウエアなどが用意されているオープンクローゼットがあります。こちらのナイトウエアも、紺色の生地でシックですね。なんと、人数分のサコッシュがついていて、お風呂にいくときに利用できるんですよ。しかも、白と黒の二色!お持ち帰り可能だそうです。
プライベートドックラン&ワンコスペース
最後に、ドックランとワンコスペースをご紹介。
かなり広めのワンコスペースです。足洗い場もいれると、箱根のハイアットと同じぐらいのイメージかな。黒いゲートがかっこいい。
お水やお食事をいれるボウル、ドックマット、トイレシート用のゴミ箱など、一通り用意されています。おやつに用意されていたのは黒豚(紫色の袋)。ガジュのがっつき度合いからみると、かなり美味しいらしいです。
お隣には、ホテル特製のドックベッド。
ドックランがあるので、すぐに足が洗えるよう洗い場が設置されています。ドックランは芝がしかれていますが、結構ドロドロになるので(笑)。そのほか、おトイレ、うんち袋、トイレシートBOXもあります。トイレシートの色が、ホテルの雰囲気にあわせてグレーだったのは驚きました。こんな色のトイレシートもあるんですね。
ワンコ宿泊の場合、多くのホテルで、「狂犬病と混合ワクチンの接種証明書」の提出と、「宿泊にあたっての事前承諾書」にサインをすることが多いと思います。我が家の場合、大概が、宿泊当日に接種証明書をもっていき、承諾書にサインすることが多かったです。
富士スピードウェイも同様の書類が必要なのですが、宿泊の前に事前にメールで提出が必要なルールになっています。また、わんこの写真も一緒に送付する必要があるので、比較的、厳格にチェックされている印象です。小型犬は、ホテル棟への宿泊も可能なので、一般のゲストと、ワン子連れが、より気持ちよく過ごせるような配慮かなとおもいました。
また、犬種によっては、宿泊がお断りとなっているので、ご宿泊検討の際に、よく注意事項を確認されることをお勧めします。
わんこの宿泊料:1泊1頭につき12,430円が追加で必要(宿泊当時)
ドックランには、リビングから出られます。外にもソファスペースがあったので、もう少しあたたかくなると、ここで楽しめそうです。また、私たちはドックランとして利用していますが、お子さんと一緒に遊ぶにも十分なスペースだとおもいます。
ひとしきり遊んだので、お部屋でちょっとまったり。日本茶をいれて、ゆっくりしました。
ホテル棟への移動
ホテル棟とは離れているヴィラですが、連絡すれば車でお迎えにきていただけます。歩いて移動しても5分ぐらいなので、私たちは毎回、お散歩がてら歩いていっていましたが、雨天時などの天候があまり良くない時は、お願いができていいですね。
チェックイン時に、レーシングシミュレーターの予約をしたので、時間になったら向かおうとおもいます。この時期は、プールも予約制でしたので、翌日の早朝にお願いしておきました。