我が家のお気に入りのお宿、箱根仙石ヶ原にあるオーベルジュ漣さんが、7月14日で閉館されました。インスタを何気なく見ていてお知らせを知った時の衝撃といったら。すぐ家族に連絡して、その場で、予約を入れました。
新緑の箱根、ラストステイの様子をダイジェストでご紹介します。
なぜか、漣さんに宿泊する日は、雨の日が多い我が家・・・。小雨ぱらつく日でしたが、それがかえって、新緑と良いコントラスト。いつもウインターシーズンの宿泊が多かったので、新緑の漣さんは新鮮で、心躍ります。
箱根はまだ、紫陽花が咲いていて、美しかったです。白紫陽花というのも素敵♪
いつものお部屋。いつものお風呂。雨で木々の緑がより魅力的にみえます。
お部屋でいただくお茶も、おやつも嬉しい。
お部屋の露天風呂の温度もちょうどよく、いつまでものんびり入っていられるかんじ。幸せ〜。
洗面所のグラスがガラス製だと、上質なお宿だなと感じる今日この頃。
そして、もちろん、大浴場も行きます!内湯は、白濁の温泉。
そして、前回、冬にうかがったときは、凍結してしまって利用できなかった温泉の露天風呂が復活!渡り廊下をわたった先にある露天風呂。露天風呂は透明なお湯です。男湯の写真を見せてもらってわかったのですが、女性のほうが内風呂も露天風呂も大きいかも!ちょっと得した気分になってしまいました。
湯上がりのアイスクリームも忘れずに。
ディナー
お待ちかねのディナーの前に、少し、ラウンジでおやつをいただきつつ、まったり。
ラウンジには、オーナーのご趣味の本がたくさん置かれていて、見ているもの楽しい。
お楽しみのお食事♪今回のメニューでは、これまでExtraチャージが必要だった、シェフのスペシャリテ魚介のカクテルや、活あわびのムニエルなどが通常価格で提供されていました!
はじまりはアミューズ。暖かいお料理と、冷たいお料理がそれぞれあります。
あたたかいパン。足りなかったら持ってきていただけるのものありがたし。付け合わせのオリーブオイルや、バターもおいしいけれど、薄いピンク色の生ハムのムースが、漣さんならではの一品。
前菜は、家族みんな大好きなシェフのスペシャリテ。オマール海老や鮑、ホタテなどの海鮮とジュレが絡んで美味〜。焼きなすなども入っていて、大満足の一品。
お魚料理は、皮目がぱりぱりの金目。また、このソースが美味しい。
私は、活鮑のムニエルと生のりリゾット。鮑が柔らかすぎて♪
お肉料理は、美味鶏のポワレ。中にはトリュフのバターライスが詰まっています。
息子は、ふじやま和牛の霜降りステーキ。和風ソース。こちらのお肉、脂身少なめであっさりとしたフィレ肉で、かつ柔らかく、ソースがかなりツボだったみたいです。ペロリです。
あめおくんは、松坂牛のハラミ。下に敷いてあるじゃがいものガレットとキノコのソテーがお肉にあって美味。
漣さんはデザートが2品選択可能です。息子の一皿目は、グレープフルーツののったプリン。
2皿目のデザートは、全員一致で、桃のコンポートとパッションフルーツ・ヨーグルトのシャーベット。コンポートには自家製ミントがつかわれていてさっぱり。やはり初夏には初夏のフルーツが最高。
大満足のディナーとなりました。
朝 食
翌朝、ディナーとは異なるお席でお迎えいただきます。
朝ごはんも、プリフィックスです。ジュース、お野菜、メインと温かい飲み物が選択できます。
メインの卵料理は、3者3様。
フルーツのスープ仕立てとヨーグルト、食後にコーヒをいただいて朝食も終わりです。
チェックアウトの際、レンくんにご挨拶させてもらいました。落ち着きはらった大人の風格。また会いたいな。
今後は、仙石原でフレンチレストラン「オクトーブル」を開業される予定とのことです。2023年秋頃ですかねと、マダムがおっしゃっていたので、楽しみにお待ちしたいと思います。
追記:お店のオープンのお知らせをいただきました https://hakone-octobre.jp/
帰りも雨。
漣さんでのステイは、記念日だったり、息子の成長の節目だったりと家族の思い出がつまっていました。もう伺えないのは残念ですが、家族の思い出を、こんな素敵なお宿で紡げたことに感謝しています。
ありがとうございました。