おちあいろうには、2つの大浴場と貸切風呂の3種類のお風呂があります。サウナ目的でいらっしゃる方も多いと思うのですが、サウナだけでなく、温泉のみでも、とってもよかったです!特に貸切風呂は、こんなに広いの〜という快適さ。
大浴場は男女入れ替え制なので、到着した午後〜夜、翌朝とで利用できるお風呂が替わるのがうれしいです。今回は連泊しましたので、お風呂の終了前で入浴されている方がいらっしゃらなかった時間帯に、撮影することができましたので、詳細にご紹介します!
大浴場は、こちらの左手の廊下をすすみ、階段を降りたところにあります。ちなみに、右手の引き戸が、今回宿泊した葵のお部屋。この動線の良さ、わかっていただけました(笑)?
月の湯 / 茶室サウナ
我が家が宿泊したタイミングで、月の湯は、午後が男性用、朝が女性用でした。
月の湯の脱衣所
脱衣所は、シンプルで清潔。タオルも基礎化粧品もおいてありますので、お部屋から手ぶらでOKです。基礎化粧品は、お部屋においてあったものと同じ、KAGURE。ドライヤーやその設備も基本的におなじものが用意されているようです。
寒さ対策のためか、脱衣所は、お化粧台の奥にあります。タオルもふんだんに置いてあり、いつ来ても、ととのっていたので、まめにスタッフさんがチェックされているのではと思われます。
月の湯 大浴場
月の湯は内風呂になっています。洗い場4つに、石風呂のお風呂がどーんと。シンプルなつくりが、かなり私は好みです。もともと14室という客室数ということもあるためか、滞在中は混み合うこともあまりなく、ゆっくりお風呂につかることができました。ガラスの引き戸がついていましたので、季節によっては、開放されることもあるのかもしれません。
茶室サウナ
サウナは、大浴場から引き戸を通って外にでたところにあります。引き戸をあけると、まずは、ととのいスペースとして木のリクライニングチェアがあり、その先にあるのが茶室サウナです。
こちらが、ととのスペース。すだれの奥に建物がありますが、旧おちあいろうの建物で、今は使われていないということなので、安心して?ととのえます。こちらのリクライニングチェアは、サウナスイートキャビンにもあったのものと同じでした。こういった木製のチェアは、風情もあるし、雰囲気がとても素敵だけれど、座るとゴツゴツしているので、私個人としては、コールマンとかのリクライニングチェアとかのほうが好きだなぁ。
一方で、「よくわかってらっしゃる」と思ったのが、こちらのお水。サウナにいく途中に、富士ミネラルウォーターがおいてありました。また、タオルやサウナマット(木製!)も、まとまって用意がされていました。
こちらが、茶室サウナの外観です。
入り口の高さが少し低くなっていて、茶室のにじり口に似せてあります。にじり口は、茶室のなかでは、皆平等を示すために千利休が考案したものです。どんなに身分の高い人でも、刀をはずし、頭をさげないと茶室にははいれないように入り口を低くしたそうです。実際は、茶室のそれよりは高く、少しかがめば入れますが、身長の高い方は、結構屈まないとダメかもしれませんね。
サウナの中は、八角形の囲いにサウナストーンがはいっていて、自由にセルフロウリュウすることができます。サ室が広めということもありますが、川側は全面ガラス張りなので、かなり開放的なイメージです。外の景色がこれだけみられるというはなかなか、気持ちいいよかったです。温度計は設置されていないので、実際の室温はわかりませんが、それほど高くなく、ロウリュウをすることでちょうどいい湿気・室温になる感じです。フィンランドサウナが好きなので、湿気の高いサウナ最高!
水風呂はサウナ室からでて階段をおりたところ(サ室の下)です。なかなかユニーク。川のお水が含まれているということで、かなりの冷たさ!キンキンに冷えています。私は10秒つかっていられれば・・・手先がもう冷たくなってという温度でした。過去いち冷たかったです。
お宿の周りは静かで、鳥の声がきこえるぐらいです。特に朝の早い時間帯は、たまたまソロサウナ&温泉だったので、本当にリラックスできました。
天狗の湯
もう一方の天狗の湯がこちらです。月の湯とは、また違ってワイルドなデザインになっています。
天狗の湯 脱衣所
脱衣所の印象はどちらも共通。
木を基調としたやわからな感じの脱衣所。おいてあるアメニティやドライヤーなどは共通です。
天狗の湯 大浴場
大浴場の扉をあけたところから、岩場のようなデザイン。露天風呂になっていることもあり、月の湯とはまったく印象がかわります。外の景色がみえるので、開放感があって気持ちよかったです。
天狗サウナ
洗い場からサウナに向かう途中に、サウナマットと、お水、タオルが用意されています。サウナからは少し離れたところにあるので、お水やマットなどの動線的には、月の湯のほうが良いですね。
こちらが、天狗の湯のサウナの入り口。手間にあるのが、水風呂になります。こちらもキンキンに冷えた水風呂でした!
サ室の手前に、シャワーも設置があり、サウナ→シャワー→水風呂の動線が完璧です。
サウナの大きさは、茶室サウナよりも小さいですが、その分、ロウリュウすると熱が、ガツンとくる感じです。サ室の奥に、温泉が湧き出ている箇所があり、温泉をロウリュウに利用できる工夫がされています。狭い分、人数が多くなると若干、出入りがしにくいところが残念。1日目の夕方は、女性が天狗サウナだったのですが、結構混雑していて、サウナには入れない方もいらっしゃいました。
サウナ室を出たところから撮った様子。露天風呂が気持ちよく、ととのいスペースに3脚チェアがありました。岩場のお風呂なので、お風呂のまわりの足場がゴツゴツしており、出入りに注意が必要です。
どっちの温泉・サウナが好き?
ここからは、完全に好みの問題ですが・・・私は、月の湯+茶室サウナのほうが好きでした。月の湯は、お風呂が内風呂になりますが、長方形の石風呂が入りやすく、茶室サウナも広いので快適でした。サウナが広い故に、温度が上がりにくいところはありますが、ロウリュウをガンガンやるとちょうどいいです。逆に、あめおくんは、開放的な天狗の湯のほうがよかったそうです。男女の入れ替えがあるので、どちらのお風呂・サウナも利用できるのがうれしいです。
チェックイン直後、早朝と利用しましたが、朝暗いうちから利用し、夜が白々明けていくなかで温泉に入るのも、なかなか、よかったです。
湯上がり処
入り口の前には、デザインの異なるチェアが2組おいてあり、生ビール、富士ミネラルウオーター、牛乳、コーヒー牛乳が常備されています。冷えたグラスもはいっており、おそらく熱伝導に優れた銅製だとおもわれます。我が家は、お風呂から近いお部屋だったので、そのままグラスにいれて、お部屋に戻っていただいたりもしていました。
貸切風呂 星の湯
おちあいろうには宿泊者であれば無料で利用できる貸切風呂「星の湯」があります。チェックインのときに、利用希望があれば、予約をとっていただくことができますし、連泊であれば、用意されているLINEアプリから自分で予約することもできました。
貸切風呂って、色々なお宿であるとおもうのですが、こちらの貸切風呂は、本当に広くて、スケールがちがいますよ!「星の湯」は、離れにあります。こちらが本館をでるところ。事前に鍵を、フロントで借りて、向かいます。
こちらが星の湯の玄関。
脱衣所も広いです。おいてあるアメニティや設備は、基本、大浴場と一緒ですね。
広い洗い場と、露天風呂。予約時間が18時だったので、もう周囲は暗くなっていました。朝の時間帯も予約できるので、また違った雰囲気なのだと思います。
お風呂が広ーーい!プライベート露天風呂で、ゆっくりはいれて大満足でした!
サウナ用グッズ シャオミー Smart Band
サウナって、温度計や時計がないところも多いですが、ある程度基準がほしいですよね。おちあいろうのサウナにも時計がありません。そんなサウナで便利なグッズがこちらのスマートバンド。サウナに行くようになって、何かいいサウナ用時計がないかなと思って購入したものです。
防水で心拍や睡眠のモニタリングができるものなのですが、お値段が5千円弱で、一般的なスマートウォッチとちがって手が出しやすい価格!ただ、サウナのような高温多湿での利用は全く保証されていませんので、完全に自己責任でつかっていますが(笑)、もう1年以上利用しています。私は、サウナでは、時間も気にしますがどちらかというと、心拍でそろそろ出ようかな、と判断しています。スマホに連動することができて、あとから脈拍の履歴がわかるのも面白いです。サウナ→水風呂→休憩といった過程が如実に脈拍にでるんです。
保証がないので自己責任にはなりますが、サウナ用時計を探されている方には、選択肢の1つとして考えてもいいと思います!今回のおちあいろうでも大活躍でした。