宿泊記 | スペーシア Xで行く雪の奥日光・静寂のリッツカールトン日光
as of 2024.02
なかなか進まない旅行記。
今回は、2024年冬に行ったリッツカールトン日光の思い出を綴ります。
1日目
スペーシアX
いつもは車でいくのですが、雪道には慣れていないので、今回の冬の日光は、列車で。
しかも、乗ってみたかったスペーシアX。
2023年7月に登場した東武鉄道の新型特急です。浅草から日光・鬼怒川を結びます。スタンダードシートの他に、コックピットラウンジ、コックピットスイート、プレミアムシート、ボックスシート、コンパートメントなど、色々な種類の座席があって、座席を選ぶ楽しみのある特急です。
乗車は浅草から。

私たちが乗車したのは2024年2月でしたので、登場から1年たっておらず、列車の設備もピカピカ。しっかり、YouTubeで予習して行きましたが、なかなかにかっこいい。
列車のまえで写真取られている方も非常に多かったです。
東武鉄道って、実ははじめてのるかも。

東武日光行き。今回予約したのは、2号車 プレミアムシート。

ゴールデンイエロー色のシート。

このシート、なかなかに座り心地がよいです。オンライン予約日のスタート時間に、待ち構えてとったのですが、並び席はとれず、1名席を前後で予約しました。スタンダードの座席が横4席なのに対して、プレミアムシートは横3席なので、ゆったりと座ることができます。体がつつみこまれるような座席で、リクライニングも後ろの方を気にせずに座席を倒せる、バックシェル構造。電動でリクライニングできるのも快適です。

窓も、組子の模様を意識された六角形。ライトも和風のテイスト。

スペーシアXの車内カフェ、GOEN CAFE
スペーシアXには、GOEN CAFEという車内カフェスペースがあります。
「五猿」と「ご縁」にかけたネーミングだそうです。
コックピットラウンジと、コックピットスイート・コンパートメントに乗車する方は自由に利用可能。それ以外の乗客は、オンライン整理券の取得が必要というプレミアム感。整理券は、列車が出発してアナウンスがあるので、その時に、スマホから取得します。カフェカウンターは「コックピットラウンジ」の中にあります。オンライン整理券を導入することで、コックピットラウンジでくつろいでいる方の邪魔にならないように、混雑緩和の配慮もあると思いますし、利用者側にとっても「並ばなくていい贅沢」というのも手にはいります。提供する商品の在庫コントロールもできますしね。
整理券の登録は、座席の前のポケットに登録方法の記載方法がありました。車内カフェに行きたい方は、乗車されたら事前に登録方法をチェックしておくと、アナウンスのときに焦らず予約できると思います!
実際に取得できた整理券をみると、車内カフェを訪問できる時間が10分単位で区切られていて、指定された時間に訪問するルールとなっていました。 おかげで、時間になってカフェにいくとスムーズに購入できました。
オンライン整理券の案内にあわせて訪問し、購入した珈琲と羊羹。
車内から日光を感じつつ、美味しくいただきました。

移動手段である列車ですが、ある意味「乗ること自体が目的」に設計されていると感じるスペーシアX。機会があれば、別の車両にも乗ってみたいです。
東武日光駅
東武日光駅到着。
2時間弱の列車の旅。快適な座席と、日光へワクワク感から、あっという間に到着です。

ここからは、バスです。
東武バスで40分弱で、リッツカールトン日光までいけます。私たちは、直接ホテルに向かいましたが、日光東照宮なども巡っていく場合は、日光各種フリー券もあるので、旅の日程にあわせて選択がオススメ。
街中ではみなかった積雪が、山を登るにしたがって現れ、ホテル前のバス停につくと、すっかり雪景色。今回のために、ウィンターブーツを購入したので、履いてきてよかった♪

バス停の横にあるホテルの入り口からはいります。
流石に、ホテルの前は除雪されています。


中禅寺湖の様子。
男体山が噴火し、流れた溶岩が川を堰き止めてできた湖。スカイツリーの高さのほぼ2倍である標高1269メートルに位置していて、同等規模以上の大きさの湖としては日本で最も標高が高い場所にあるんだそうです。ちなみに、中禅寺湖は、日本で25番目の大きさの湖です。

新緑の時期もきれいだったけど、白銀のなかの湖もまた美しいなぁ。
チェックイン
ホテルに到着。
温かいお茶に、甘納豆のサービスがありました。

お庭にも雪が積もっています。
チェックインのラウンジも落ち着いた雰囲気。

日光の繁忙期はおそらく、日本で屈指の美しさを誇るという紅葉の時期(混雑を避けたくていったことないけど)と、明治時代から避暑地としてブランディングがされているとおり、「涼」を求めていく夏だと思います。 ただ、この雪深い冬の時期は、その喧騒が静まり、「圧倒的な静寂」を楽しめるラグジャリーな時間だと思います。
宿泊料金も、比較的に落ちつきますしね(笑)。
リバーサイド ガーデンビュー
今回の滞在は、204号室。
キングベッドのある2階のお部屋です。

3日間お世話になります。

ただいま〜。
この色合い、インテリア、めちゃ好み。

リビングからお風呂を望む絵。

お風呂からは男体山が望めます。


バスソルト。

雪景色って、心躍りますね。


TWGのお茶も数種類用意があります。 TWGはシンガポールのティーブランドです。1837とパッケージにあるので、創業年かとおもいきや、実は、創業は2008年。1837年はというのは、シンガポール商工会議所がつくられ、お茶の貿易が始まった年へのオマージュなんだんそうです。おもしろい! 温故知新のように、歴史へのリスペクトと、新しい価値への創造を示しているですねぇ。
お茶の種類は、紅茶だけでなく、緑茶やハーブティなども発売されていて、その数1000種類をこえるとか!ちなみに、私は定番のブラックティが好きです。甘酸っぱいベリーやキャラメルがまざったような甘い香りで、TWGのシグニチャーティーの1つです。この香りを嗅ぐと、脳内でリラックスへのスイッチ入り幸せな気持ちになるんですよね。また、現時点で日本で発売されているかはわからないのですが、TWGのマカロンもオススメ。以前、シンガポールのチャンギ空港でお土産に買った時に、その美味しさに悶絶しました。いままで食べたマカロンなかで一番好きでした。



お部屋からの風景。新緑の頃は、木々に隠れて見えなかったのですが、冬は男体山が、はっきりみえます。滞在中は本当にお天気に恵まれて、何十枚、お山の写真をとったことか😛

ホテルから一歩も出ずとも、滞在を楽しめる広々と快適なお部屋。

このときの滞在では、沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~ を一気見したなぁ。
最新鋭の原子力潜水艦を軸とした物語なのですが、艦長の海江田の圧倒的な知性と狂気、それを取り巻く世界との頭脳戦。かわぐちかいじさんの漫画「沈黙の艦隊」が原作なのですが、漫画を読んだことがある方も、ない方にも、オススメ。
「音」が全ての鍵を握る潜水艦の世界を、実写化することで、さらに緊張感をもって感じることができます。
国家、戦争、平和・・・・とは何かを考えさせられる深い作品です。
アフタヌーンティ
さて、今回は、チェックインした日に、アフタヌーンティを予約していました。
前回の滞在でいただいたアフタヌーンティがとても美味しかったので!
そして、冬はなんといっても「いちご」!
いちごって、なんで、こんなに、テンションあがるんだろう(笑) 。

わくわく。

最初にいただいたのはふきのとう。
早春の味覚ですねぇ。

温かいお茶から。
温かい飲み物を最初にいただくことで、胃腸の血流をよくして、働きを穏やかにサポートする効果があるそうです。

アフタヌーンティにあわせt、好きな茶葉を選び、スタートです。



いちごとチョコレートの黄金の組み合わせ。

見た目だけでなく、1つ1つがとっても美味しい!
しあわせ♪

最初に選んだお茶が登場。

スコーンの質が高いアフタヌーンティは間違いない!

お席とお席の間隔もゆったりしているし、スイーツもセイボリーも美味しい。
今回も大満足のアフタヌーンティでした。
ごちそうさまでした。

温泉 雪見風呂
お腹が、おちついたところで、お風呂に向かいますよ。
お部屋においてある浴衣。お風呂に着ていくことが可能ですが、リバーサイドガーデンビューの棟に宿泊している場合、ロビーラウンジの前をとおっていくことになるので、日中は若干恥ずかしい?! 中禅寺湖ビューのお部屋の場合だと、エレベーターで降りた先に、そのまま温泉・スパ棟にいける通路なので、この辺りも、お部屋のお値段の差ですかね。

風呂敷を利用した温泉バック。素敵です。
色もシックですよね。

こちらも雪。流石に、外は寒いです。

渡り廊下が寒くないように、赤外線ヒーターがついていました。

珪藻土のような趣の壁が、なんとも素敵。



やはり冬の温泉は格別です。
リッツカールトン日光のお湯は、硫黄の香りに包まれる、乳白色の濁り湯です。 冬の澄み渡る冷気の中、露天風呂に身を委ねる時間は、本当に格別なひとときです。
露天風呂の目の前に広がるのは、雪を纏った男体山の静謐な姿。 ただお湯に浸かっているだけなのに、心まで解きほぐされていく感覚。 忙しない日常を忘れさせてくれる、至福のヒーリングタイムでした。
サウナの水風呂も、夏とちがって、温度がさらに下がっているので、冬のほうがととのいが高い気がします。あとは、本当に、ととのい椅子・スペースだけ・・・・。ぜひ設置をお願いしたい!!!

この宿泊のときに、何度かロッカーの使い方がわからない方に教えてあげたのですよね。使い方はロッカーの中に記載があるのですが、デザインがオシャレすぎて若干わかりにくいのかも??


パウダールームも、広々としていて快適です。

至福の時間でした。
The Bar
夜ご飯のまえには、バーへ向かいます。

雪に覆われたお庭も、月明かりに照らされて、素敵。

バーにいったら、カウンター派の私たち。



薩摩酒造産の「カクテル利用」を主目的として開発された本格芋焼酎(真ん中)。そのほかに、米と麦もあり、「並べると繋がるデザインなんですよ」と、バーテンダーさんに教えていただきました。

ディナー レークハウス
1日目のディナーはレークハウスで。大好きなレストランの一つ。
今回は、アラカルトメニューをシェアすることにしました。







少食チームの我が家には、アラカルトがちょうどいいかも!?
ごちそうさまでした!

お部屋に帰ると、ターンダウンサービスとともに、スイーツがおかれていました。


早速、お茶をいれて、こちらも美味しくいただきました!
2日目
朝ごはん
2日目の朝。
今日も、男体山が綺麗にみえます。

リッツカールトン日光の朝ごはん。
レストランではなく、お部屋でいただくのが我が家は好み。


サラダも、お野菜がシャキシャキで美味しい。

パンのもりあわせ。毎日少しつづ、種類がかわるのが楽しいです。
私、大のクロワッサン好きなので、クロワッサンがはいっているとテンションがあがります。


ごちそう様でした!
朝のお散歩 華厳の滝
朝食のあとは、お散歩に。
冬の華厳の滝はどうなっているんだろう?と、いってみました。

澄んだ空気。


華厳の滝は、ホテルから徒歩で10分ほど。
お散歩にはもってこいのコースです。

こちらは、上からみたところ。 冬でも凍らずに滝がながれています。

せっかくなので、エレベーターで下まで降りました。

エレベータで降りたところにある観爆台(かんばくだい:滝を鑑賞するための展望台)からの華厳の滝。激しく落ちる水の音もあって迫力が違います。青い空と、雪景色のコントラストもこの時期ならでは。華厳の滝は、東側をむいているので午前中のほうが、太陽の光が差し込み綺麗に写真がとれるみたいです。

エレベータ乗り場のそばにあるお茶屋さんでは、川魚の塩焼が売られていました。美味しそう!朝ごはんでお腹いっぱいだったので食べれませんでしたが、香ばしい香りが周囲にひろがっていました。

午後も、ホテルにもどって、まったりです。



ジム
少しだけ体をうごかしますか・・・笑ということで、ジムへ。

デトックスウォーターも用意されています。

宿泊者は、24時間いつでも利用可能です。テクノジムのマシーンが導入されていて、ランニングなどの有酸素系から、筋肉系のトレーニングも可能。片側だけにはなりますが、窓が広くとられていて、ホテルのガーデンに面しています。建物と建物でしきられているので、目の前を人が通ることはなく、人目を気にせず集中してトレーニングできる環境にデザインされていると感じました。

マイペースで、30分ほどウォーキングして、終了。

帰りがけに見つけたお猿さん。


ディナー 鉄板焼き
2日目のディナーは、鉄板焼きです。
日本食レストランでいただきます。

ライトアップされていると、昼間とちがって、さらにゴージャスな感じなります。


南部鉄かしら?


今回いただいたのは、「男体」というコースです。



お魚の呼び名って、地方によって呼び方が違うことが多いですよね。吉次というのは、宮城県周辺で呼ばれる呼び方のようです。鮮やかな赤色のお魚なので、縁起が良い「吉」という字がつかわれたという説や、おめでたい席で鯛の代わりに重宝された歴史があるようです。
脂がのっていて、濃厚な味わいでした。


瑞穂農場は、日本最大級の規模を誇る「生産牧場」です。「瑞穂牛」と呼ばれるブランド牛が生産されています。柔らかくてしっかりとした旨味のあるお肉。わさびとお塩、ポン酢、シェフ特製のソースなどで味変しながら、大変美味しくいただきました。

宇都宮大学は、地元で「うだい」(U大)といわれていることと、稲の姿が非常におおきく「雄大」な姿をしていたことから、21世紀を担う主役にということで、「ゆうだい21」と名付けられたとか! コシヒカリを超える美味しさといってお米業界で注目される品種だそうです。


シェフとの会話も楽しく、 栃木の食材もふんだんにつかわれて、季節の味覚を堪能することができたディナーでした。ごちそうさまでした!

3日目
あっという間に3日目の朝。

この日も、インルームダイニングで朝食です。


この日のパンは、ミルクパン、クロワッサン、チョコデニッシュ。
食べきれなかったので、持ち帰りの紙袋をいただいてお土産にしました。

黒千石納豆。原料となっている、黒千石大豆が、かつて絶滅しかけたことから、幻の大豆と呼ばれています。小粒ながら、しっかりとした歯応えがあって、ご飯にかけても、そのままでも美味しくいただけます。

美味しい朝ごはんをありがとうございました!
チェックアウト
3日間の滞在もおわり。日常にもどりますか。
行きは、ホテル前にバス停があったのですが、帰りはバスターミナルから。
ここからの男体山の眺めも、なかなかに素敵ですね。

揚げゆばまんじゅう さかえや
東武日光駅までもどってきたので、最後に、ちょこっとお土産を。
揚げゆば饅頭というのが美味しいという、「さかえや」さんへ。
これが本当に美味しかったです。注文をうけてから揚げてもらえるので、揚げたて熱々で、衣も驚くほどサクサクです。中には、なめらかなこし餡がたっぷり詰まっていて、生地に振られたお塩と、甘みのバランスが絶妙でした。

日光に行くことがあったら、また行きたい!

冬の奥日光。ほぼ、ホテルに篭りっきりでしたが、故に、のんびりと自分をメンテナンスすることができました。洗練されたインテリア、上質な温泉・サウナ、五感を刺激するお食事。いつも仕事や家事などのタスクにおわれがちだけれど、自分のためだけに時間をつかって、セルフケアするおこもりステイ。
冬の奥日光で静寂を楽しむことができた、極上ステイでした。ありがとうございました。




