レストラン ラ・フォーレ
ディナーをいただくレストランは、本館3Fにあるラ・フォーレです。フレンチベースでありながら和の食材や調理法をとりいれられた箱根ハイランドホテルオリジナル料理で、フレンチジャポネと名付けられています。
当初、ラ・フォーレコースで予約をしていたのですが、ホテルに向かう途中でWebページを確認したところ、シェフスペシャルだと、メインで鹿肉の炭火焼が選べるということを知り、到着時にコース変更をお願いしました。鹿LOVE♪
シェフスペシャル コース (秋)
アミューズは、マッシュルームのカプチーノ仕立てと茸とパルメザンチーズのケークサレ。マッシュルームの香りがふわっと広がり、これからのお料理に期待高まります。ケークサレにはウッディナッティが添えられ、よいアクセントに。
前菜は、右からチキンと鴨肉のバロティーヌ。金目のマリネと煮凝り。アナゴ真丈のポワレ・バルサミコ酢のラテ。添えられているピクルスや焼きイチジク、サラダも美味。
金目のマリネと煮凝りは、特に気に入りました。あらかじめ、お箸も用意されているので、助かります。
パンは3種類から好きなものを、好きなだけ選べます。今回は、オレンジ色が人参のパン、イチジクのパン、米粉のパンでした。私は米粉パンが一番好きでした。お料理にはシンプルイズベストです!
こちらは、スープ。ヒラメと松茸のマリニエール(ブルターニュ地方の漁師料理)。サーブされたときに、柚子の香りがふわーっとひろがって、平目と松茸をつつみます。私の今日いち!は、こちらのお料理でした。
お魚料理は、クロムツ。レンコンのムースが添えられていて、柚子胡椒のソースがいい仕事をしていました。フレンチなのに、柚子胡椒がそえられているのが、やはりフレンチジャポネですね!
メインは、鹿肉の炭火焼です。ジビエシーズンにいただく、安定の美味しさ。赤すぐりを使ったソースになっていて、赤すぐりの実も、酸味があって鹿とよく合いました。
シェフスペシャルでは、メインとスイーツを選ぶことができるプリフィックスでの提供です。メインは、国産牛サーロイン、北海道産羊の炭火焼、国産フィレ肉(フィレ肉のみ追加料金)を選ぶことができました。
スイーツには、無花果のコンポートパルフェを選びました。無花果大好きなんです。この時期だけですし。横から見ても美しい。添えられたベリーのソースをかけて、いただきます。
あめおくんは、本日のアイスクリームとフルーツの盛り合わせ。こちらも美味しそう。
最後に、生チョコとフィナンシェ、ハーブティをいただいて、大満足のディナーでした。ごちそうさまでした。
ディナーの感想
どのお料理も香りや味が計算されていて、毎回、大満足のディナーです。フレンチですが、比較的あっさりめだとおもうので、こってり系が苦手な方には、とってもあうとおもいます。「温かいものを温かいうちに」、「同じテーブルのお料理は同じタイミングでサーブする」といった、当たり前のサービスが、スマートに提供されているレストランだと思います。
「わー、いい香り」とつぶやくと、さっと、ご説明を加えてくださったり、メニューをみて家族で話していると、「ご不明な点ございますか?」とお声がけいただいたりと、ゲストの様子に、なにげなく気を配っていただけるスタッフさんが多いです。周りのテーブルでお食事されていた方も、「以前きたときは、こうだったね」といったお話をされていたり、「毎年この時期くるのよ」といって記念日のお写真をとられていたりと、リピーターの方が多い愛されているレストランのようでした。
通常コースで9千円、シェフスペシャルで1万5千円弱の価格で、このお料理とサービスを提供されるのは、私たち的にはかなり満足でした!
ガジュも一緒に来れるしね!夜ご飯おまたせ。