やってきました北こぶし知床ホテル&リゾート。
駐車場が一瞬わかりにくかったのですが、道路を挟んだホテルの向かいにありました。
ホテル紹介のYoutubeや旅ログに掲載されていることの多いミニ流氷館!
これかぁ。本当に流氷が展示されてる(笑)
ウェルカムドリンクなどのサービスはないので、
チェックインを済ませたら、早速お部屋に向かいますよ。
オホーツク倶楽部 和モダンツイン
今回宿泊したお部屋は、西館6Fにある和モダンツイン。
オホーツク倶楽部というカテゴリのお部屋ですが、客室内装やコンセプトの問題で、他のお部屋とサービスが違うわけではなさそう。
ただ、西館には、大浴場・ダイニングなどが集中しているので、移動が便利です。
オホーツク倶楽部のお部屋のなかには、サウナ付もあるのですが、今回は、ホテルのサウナを堪能したかったので、あえて、選びませんでした。
今回アサインされたのは、681号室。
鹿の角のオブジェがルームナンバーに飾ってありました。
ブラウンを基調としたシックで、落ち着いた雰囲気のお部屋です。
わぁ、目の前のウトロ港が一望できます。
ベッドサイドには琉球畳が敷いてある、和モダンツイン。
今回は息子も一緒の3人旅なので、エキストラベッドがはいっていますが、
50平米あるので、それでも広かったです。
暖炉もあるので、冬は暖かそう。
このロッキングチェアの座り心地がとてもよかったです。
お部屋のバスルームは、かなり普通、というかどこかのお家みたい(笑)
基本はみなさん、大浴場に行くと思うので、使われることはあまりないんだと思います。
和モダンツインのお部屋には、露天風呂はついていないのですが、大浴場へいくので全く問題なし。寒い時期だと、お部屋についているとよいかもですね。
お部屋の冷蔵庫は空でしたが、ラウンジでもお茶やアルコールはいただけますし、ホテル内の自販機も充実しているので、困ることはなさそう。
PEATER BEIERとオホーツクラウンジ
北こぶし知床は、宿泊費に基本的な飲み物やサービスが含まれている、オールインクルーシブのホテルです。予約時に、素泊まり、朝食のみなど、お食事の有無を選ぶことができますが、ライブキッチンの雰囲気やお料理もなかなか素敵なので、2食付きがお勧め。
その他含まれている内容は、以下の通りです。
PEATER BEIER(ピータ➖バイヤー)
デンマーク王室御用達のショコラティエ PEATER BEIER。
こちらのアジア初の店舗がホテルの中にあり、サービスで1回のみアイスをいただけます。店舗のデザインも、シックで落ち着いていて、素敵です。
ショコラティエですが、アイスも充実。アイスも有名ということ?
見た目からして美味しそう。
私達がいただいたのは、ブラッドオレンジ、エスプレッソ、マンゴ&パイナップルでした。
美味しかった♪
夏の時期だったので、外のテラスでいただきました。
もちろん、チョコレートも多数取り扱われていますが、高級ショコラティエなのでなかなかのお値段。お土産などにお渡しするとよいけれど、なかなか自分では手が出なそう。
ビリヤード/未来郵便局
卓球台やビリヤード台もあります。
予約は不要で、空いていれば可能。
我が家は結構、ビリヤード好きなので、ホテルにあると必ずやりますね。
こちらは、未来郵便局。1年後にお手紙が届くそうです。
KIKI知床にもありました。旅の思い出をお互いに送り合うというのも良さそう。
ライブラリー「本の森」
知床関連の書籍があつめられた「本の森」。
写真集などを見るだけでも、楽しいです。
また、北こぶしでは、ヒグマを守る活動をもされています。
「クマ活」というネーミングもかわいい。
オホーツクラウンジ
1Fにあるのは、オホーツクラウンジと呼ばれるフリーフローのラウンジ。
15:00-21:30、7:30〜10:30に利用可能です。
大浴場が夜24時までのオープンなので、こちらのラウンジも、夜はもう1時間ぐらい長くあいているといいなぁ。湯上がりの一杯って、最高ですもんね。
宿泊者であれば、誰でも利用可能です。
オホーツク海を望める場所なので、冬だと流氷をみながらゆっくりできるんでしょうねぇ。
ビールは自動で注いでくれるスタイル。
失敗しなくて良さそう。
ノンアルコールのドリンクとして、珈琲やお茶、などもあります。
ラウンジチェアで、ゆっくり、まったりと。
オホーツクラウンジに、ホテルのフリーペーパーがありました。
ホテルで働くスタッフさんの紹介や、知床愛、ホテルの思いなどがつまっていて、読み応えありました。いいですね。こういう冊子。不定期で発行されているみたいだったので、また、機会があったら読んでみたいです。
オホーツクラウンジの横から、足湯テラスへアクセス可能です。
足拭きタオルがあるので、手ぶらでOK。
ウトロ港を目の前に。流氷をみながらはいってみたい!
夜ごはん・朝ごはん the LIFE TABLE
夜ご飯、朝ごはんは、どちらも西館2Fにあるダイニング、the LIFE TABLEでいただきました。形式としてはビュッフェなんですが、温かいお料理やデザートなどは、直接シェフにお願いして調理いただくことができるフリーオーダースタイルです。
夜ご飯
オールインクルーシブなので、ドリンクも含まれています。
ワインも赤・白・泡と複数種類用意されていました。
お料理は、それぞれ解説があって、どれも美味しそうなので迷ってしまいます。
お腹には限りがありますしね。
どーん。めっちゃ美味しかったです。
天ぷらも、オーダー後に調理いただきます。
種類も選べるので、カニだけとかも可能!
デザートも種類が多くて美味しいです。
アイスクリームからはじまり、ドーナツ、クッキー、ケーキ。
シェフのスペシャリテでいただいたショコラとアイスクリームが絶品でした。
あれも、これも食べたくなって、もうお腹パンパンです。
朝ごはん
朝ごはんも、充実しています。
洋食・和食とどちらもあるので、両方食べたいというわがままを叶えてもらえます。
あまりに美味しそうで、思わずとってしまったシリアル。
次の訪問でも、あったら絶対食べたいフレンチトースト。
こちらも、直接オーダーしてつくっていただきますので熱々。
北こぶしに来て、何個目のアイス?!
おいしいんですもの。仕方ない。特に朝からサウナにいったあとの、サ飯ですし。
最高です。ごちそうさまでした!
サウナ・温泉
最後に、旅の目的だった北こぶし知床のサウナ・温泉のご紹介です。
KIKIと同様に、北こぶしも撮影会がありましたので、ゆっくり&じっくり、と撮影させていただきました。撮影する人たちって、私たちぐらいじゃない?と、あめおくんと向かったのですが、意外に沢山の方がいらっしゃってました!
サウナシュラン受賞のプレート。
撮影会は、皆さんが入浴し終わったあとで行われるので、女性・男性どちらの施設も入室が可能です。すでに、お掃除のスタッフさんが片付けを始められているので、お邪魔にならないよう、撮影です。
ロッカーは、比較的大きめです。バンドタイプのキー。
客室数が、178室と多めなので、ロッカーもパウダールームも広く数が多めです。
温泉・露天風呂
こちらが浴室。
お風呂からは、オホーツク海を覗める大きな窓!
温泉の温度は、高め・低めと2種類用意されていますので、気分にあわせて楽しめます。
露天風呂もついていて、外気浴しながら温泉三昧も可能。
8Fとはいえ、結構開放的なので、「港から見えるよね・・・きっと」、なんて心配してしまいますが、漁の時間でもないみたいで、誰も見かけませんでした・・・・。
サウナ ウネウナ ・ カクウナ
最近は、本当に色んなサウナがあちこちにできて、施設のレベルもすごいことになっていますが、素敵なサウナ設備はつくれても、海をみながらサウナに入り、自然のなかで外気浴できる北こぶしのサウナは、やっぱりすごいと思う、今日この頃です。
サウナは2種類あって、UNEUNA(ウネウナ)とKAKUUNA(カクウナ)。
デザインは違いますが、温度などは基本的に同じです。
そして、景色だけでなく、私にとっては、サ室と水風呂の温度が絶妙でした。温度も88度とそこまで高くないのですが、サ室の温まり方がすごくて、8分前後でもう十分な感じです。そこからのキリッと引き締まる水風呂。あまみが出まくりで、潮風とカモメの鳴き声を聞きながら、至福のととのい時間を過ごさせていただきました。
★サウナ情報 | UNEUNA /KAKUUNA |
温度 | 88度 |
ロウリュウ | あり オートロウリュウ 10分に1回 |
水風呂 | あり 15.7度 |
外気浴 | あり |
ととの椅子あり | 浴室・テラスどちらにもあり |
その他 | 夜・朝で男女入れかえ制 |
木の洞窟をイメージされたというウネウナ。流線型故にやわからな印象ですが、サウナはガツンとくる温度でいい感じ。
10分に1度のオートローリューのおかげで、適切な湿度に保つことができるみたいです。撮影会は、朝だったのでかなり明るい印象ですが、夜は、外の灯りがおちているので、もっと暗くて、さらに集中できる感じで、いいですよ。
サウナマットの用意はもちろんですが、結構床が厚いので、私は足ウラ用マットも利用させていただきました。
サウナを出たところにある、水風呂とシャワー。わかってらっしゃる。この動線。
からの・・・外気浴です。
階段をあがったところにある外気浴スペースに向かいます。
スペースの問題だとおもうのですが、できれば階段を登らずとも行けるようにしてもらいたかった・・・という、我儘な思いもありつつ、登ってしまえば、問題なし。
外気浴スペース。
コールマンの無重力チェアに身を委ね、知床の風に吹かれます。
時々聞こえる、海鳥の鳴き声をききつ、しあわせな時間でした。
一方のKAKUUNA(カクウナ)。
流氷をイメージされたというカクウナ。直線的でキリッとした印象のサウナ。
いやー、こちらもよかったですよ。
北こぶし知床のサウナは、2023年3月に日帰り入浴を受け入れを終了されているので、利用できるのは、宿泊者だけ。それゆえか、人数が多くなりすぎず、比較的ゆったりと入れるのもよかったです。サウナの温度も熱めで、皆さんのセットサイクルが早かったのもあるかも?
いい、サ活させていただきました!
温泉のあと、湯上がりスペースでまったりとすることも可能。
KIKIと北こぶし、それぞれ宿泊して、それぞれの良さがありました。
KIKIは、全体的に明るいイメージのナチュラルなインテリアで、なんといっても、リニューアルされた温泉・サウナがバリアフリーだし、キレイ♪ゲストは、ファミリー層や若者が多い印象。ビュッフェも楽しい感じで、お料理も美味しかったです。館内のスペースも森のリゾートのような世界観で、とても素敵でした。
一方で、北こぶしは、全体的に落ち着いた印象で、ご夫婦やカップルなどの利用が多いイメージ。ファミリー層も、ちびっこ連れというより、中学生・高校生以上のお子さんとの旅が多い印象です。サウナが最高だったのはもちろんですが、ダイニングも、直接オーダーして調理いただけるメニューが多く、温かいお料理がより楽しめました。
今回、どちらも楽しめて、本当によかったです。
オシンコシンの滝
ホテルチェックアウトの後、空港に向かいます。
ちょうど、途中にあったオシンコシンの滝によりました。特に前知識もなく、立ち寄ったのですが、もし時間があれば、ぜひ、立ち寄った方がよいスポットの1つです。
滝が、すごい迫力なんですよ。落差約30mほどあり、滝の近くまで、階段が続いているので、その迫力を体感することができます。マイナスイオンにつつまれるって、こういうことなのねって、ちょっと感動。
知床八景の1つで、日本の滝100選にも入っており、通年で見学できるそうです。
結構な段数の階段をのぼります。
写真では、なかなか迫力を伝えきれないのですが、
雨が降った後でなのか、水量もおおく、滝の流れ落ちる音もすごかったです。
滝の上からは、オホーツク海が望めます。
流氷の時期は、見渡す限りの白い海原が圧巻だそうです!
陶房カフェ こひきや
こちらも、空港の途中でランチに立ち寄った 陶房カフェ こひきやさん。
陶房カフェとつけられているとおり、工房にカフェが併設されている店舗です。
また、カフェの雰囲気も素敵で、あちこちに、可愛い動物のモチーフがあって、見つけるたびに、ウキウキしちゃいます。
それに、お料理が本当に美味しくて!
お勧めされたスパークリングコーヒー。
コーヒーの炭酸割りなんですが、絶妙な割合で炭酸が混ざっていて、クセになる美味しさでした。夏限定みたいです。
フードも、ピザ、グリーンカレーなど、どれもペロリでした。
ご近所の方も結構いらっしゃっているようで、いい社交場になっているみたいでした。
我が家のそばにあったら通うのに。
ごちそうさまでした!!!
帰路
さて、レンタカーを返して中標津空港より出発。
知床は曇りだったけど、東京は晴天。
東京タワーや恐竜橋も綺麗に見えました。
素敵な世界自然遺産 知床の旅でした。絶対、また、行こう。